アメリカン・ショートヘアの気持ちはしっぽの動きをみればわかる！ - 猫を飼う前の準備と知っておいて欲しいこと

飼っているアメリカン・ショートヘアが「今どんな気持ちなのか？」気になることってありますよね。

アメリカン・ショートヘアの気持ちを知りたければ、しっぽがどんな動きをしているのか観察してみましょう。しっぽには気持ちが正直に表れます。

今回は、しっぽの動きによるアメリカン・ショートヘアの気持ちを紹介していきます。

これは子猫のときのようにあなたに甘えたい！構って欲しいという気持ちです。

子猫のときに、母親におしりをなめてもらっていたときのしっぽの動きでしたがそれがいつしか、親しみを感じている相手に対してするしっぽの動きになりました。

しっぽを立てて近づいてきたときには撫でたりして構ってあげると喜びます。

何かをじぃーっと見つめている時に、からだは動かさずしっぽだけをパタパタと動かしていたらそれは目線の先のものに興味があり観察しているところです。

気になってはいるけれど、まずは様子を見ておきたい！そんな気持ちでいます。

興味があればあるほど、しっぽの動きが大きくなります。

犬がしっぽを振るときは喜んでいる証拠ですが、猫の場合はイライラしたときにしっぽを大きく左右に振ります。顔つきも怒った顔になっていると思います。

ストレスを感じている原因を見つけて、取り除いてあげましょう。

抱っこをしている時や、撫でている時にしっぽを左右に大きく振り始めたら急に噛みつかれる可能性があるので解放してあげましょう。

ねずみや鳥などの獲物を発見したときに、興奮してしっぽの先だけを小さくプルプル動かします。小さく動かすのは、獲物に見つかって逃げられないようにするためです。

自分より体の大きな敵や、大きな音が聞こえて怖い！という気持ちになったときにしっぽを体の下に隠します。しっぽを隠して自分を小さく見せるのは、自分より格上の相手に対しては自分を弱く見せて襲われないようにするという本能があるからです。

怒られて落ち込んでいる時や元気がないときにしっぽも力無く垂れ下がります。

もしかしたら体調が悪い可能性があるので、様子を見ていつもと違えば動物病院へ連れて行ってあげましょう。

しっぽの先が下を向き、Uの字の逆の形になっている時は相手を威嚇したりケンカを始めようとしている合図です。ノラ猫のケンカはお互いに目線を合わせて、しっぽを逆Uの字にし威嚇しあうのが始まりの合図です。

仲が良い猫どうしの逆Uの字は、ケンカの合図ではなく「遊ぼうよ！」というサインです。追いかけっこが始まるかもしれません。

相手に対して怯えている・警戒しています。

初対面の人と会うときにこのポーズをすることが多いです。

怒っている時、威嚇している時にはしっぽが上がり毛も逆立ちます。一番わかりやすいですよね。

興奮が大きいと、全身の毛を逆立てます。

気持ちの高ぶり・興奮が大きいほどしっぽも比例して大きく動きます。

反対に、あまり気持ちが動いていなかったり興味が薄いときはしっぽが少ししか動きません。

しっぽの動きをみれば気持ちが分かるので、アメリカン・ショートヘアとのコミュニケーションがとりやすくなります。

しかし、しっぽは神経に繋がっていて敏感な部位なのでむやみに触ることは止めて

見るだけにしましょう。

しっぽの動きを観察して、アメリカン・ショートヘアの気持ちを汲み取ってより絆を深めてくださいね。